担当の振り分け
明日は4月1日だから、きっともう担当も決まっていますよね?
子どもたちの様子を見ながら担当を決める…なんてことはないですよ!!
子どもにとっては、入園したときから「この人がいつもちゃんと面倒を見てくれるらしい」という人が決まっていた方が、絶対に安心できます。保護者もです。
大人と子どもの相性を見ながら…という言葉を聞くこともありますが、相性って・・・・ありえない分け方(^^;
保育士にとってはこれは仕事なので、相性だなんてことは言えない、言わない、そういう発想自体がないはず。すべての子どもを、同じように、ちゃんと見る。一人ひとりの個性を把握し、発達を見極めながら、援助していく。
子ども側から見たら、いつも面倒を見てくれて、自分のことを理解してくれる大人のことが誰よりも信頼できるはずです。
もし、どうしても子ども側が拒否する場合(めったにないです)は、もちろん担当を変えた方がいいです。
ですから、相性を見て決める、なんてことはないです!!
で、担当わけですが、これは子ども達の生活リズムを見ながら、どう組み合わせたらクラス全体の日課がスムーズにいくかが基準となります。
例えば、クラスに担当をもった大人が二人いたら、二人が同時に食事に入るということはないです。どちらかが先に食事をすすめ始めて、その途中から2人目も食事に入る…という流れになります(詳しくは冊子を見てください。もしくは、ブログのどこかに日課例があったと思います)。
つまり、こうなります
保育士A ー 早めにお腹がすく、早めに眠くなる子どもたちを担当
保育士B ー 登園も遅めで、眠くなるのも遅い子たちを担当
ですから、低月齢と高月齢で担当を分ける、ということではないので注意しましょうね。
低月齢でも体力があったり、登園が遅くて眠るのが遅い子がいますし、高月齢でも朝早くから来ていて、疲れてしまう子がいます。
担当の分け方や順番の作り方、日課の作り方なども、最初は訳が分からないかもしれませんが、段々とコツがつかめてきます。何もごとも経験ですよ!