どこまでオッケー?

お熱が出ちゃったみたいですねー

「枚田みのりこども園」(1歳児)(兵庫県)

でも、このお医者さんセットが見える前は、今時の子って頭を冷やすの経験しているのかなー(タオルよりも冷えピタ?)とも考えてしまい、この布は何だろう?と思っていました。でも、どうやらお熱のようですね。

一歳児さんです。体に布団をかけて、顔出して、おでこに布載せて・・・成長が分かりますね!

昨日のブログの内容に質問が来ました。(質問、嬉しいです(^^♪)

「台所の道具を他の用途(ハンドルや椅子代わり)にして使っているけど、これはオッケーですか??」と

「え、台所の道具をこんな風に使っていいの?」と、同じように「?」となった人がいるだろな―と想像しています。

何となくの想像ですが(あそびのスタートを見ていないので)、きっとこの子たち、人形を持ってきて台所の机のところで何か話しながら遊んでいたのだと思うのです。

で、何がきっかけだったのか、座らせて、もう一つの人形も座らせて…と自然とこうなったのだろうなーと。

たぶん、道具の扱い方が分からない子達でも、そもそもの人形での遊び方が分からない子達でもないと思います。ふざけながらこうなったわけではないのでは・・・たまたま、人形で乗り物を作った場所が台所で、道具が台所道具だっただけ・・・という気がします。

特に乳児の場合、構成の遊具を食材にしない、台所の道具で構成あそびをしない・・・など、伝えていきたい基本的なルールはありますが、ある程度理解して使っている場合、もしくは、今回のように「今日は面白いのができちゃったね!」ということがあるのも、たまにはいいのではないかなーと。

「長い電車ができたね~~椅子もいっぱいあるんだね。みんなでどこに行くのかな??」と大人が一緒に楽しんだとしても、それでこの子たちが次回も台所の道具で電車を作るとは思えないのです。

きっと「電車を作って楽しかった」が印象に残り、次回は構成コーナーで、段ボール積み木や大きめの積み木を使って乗り物を作って、人形を座らせるのではないかな?

もちろん、台所であそんでいる子達がいるのなら、他の場所に引っ越そうと声をかけた方がいいかもしれませんが、ルールに固執して「構成コーナーで電車を作ろう」と伝えて電車を作ったとしても、きっともう楽しい遊びにはならないでしょうね。

子どもたち一人ひとりをよく知っていれば、その子達に合わせての関わりもできると思います。

「約束事を伝える」に固執して大人も子どももつまらなくなってしまわないように、子どもの想像力を尊重したり、大人が融通をきかせたり、臨機応変に対応したり…を練習していきたいですね。

(もちろん、約束を伝えていくのはとっても大切ですよ!その上での話です。)

もちろん、明らかにふざけていて、人形と台所の道具で適当に遊んでいるようなら(つまり、暇つぶし、何をしていいか分からない)、違うあそびを提案した方がいいかもしれません。