主任研修・黒野こども園公開保育 終わりました♪

参加された方達は、今の時期に黒野こども園さんを見学させていただけて、本当に良かったですよね!!

多分、保育の素晴らしさ以上に、主任としての自分の課題に落ち込んだ方たちもいたのではないかな…と思います。

でも大丈夫です、どこの園の主任も同じように悩んでいます。

だからこその主任研修です!

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今は運動会の時期。そして、夏の日課で生活面が崩れている、なかなか難しい時期です。あそびも何となく変なことになっていることがよくあります。そんな時期の公開保育。それも、朝からお昼寝までの流れを全部見させてもらえる。

その上、すべてをきちんと行えている園はかなり稀です(行おうと努力している園は、くるみ関係ではたくさんあります)。

公開保育の時に環境を作り、あそびの場面だけを盛り上げて「すごい」と言ってもらうのは簡単ですが(よくあるパターン)、生活もひっくりめて全ての場面を見せるのは相当ハードルの高い公開保育です。

特に、活動の切り替え場面(室内→園庭、園庭→室内→着脱・排泄→昼食→午睡)や、生活の一つひとつの場面をじっくり見る機会はあまりないはずです。

幼児クラスでは課業も毎日体操もすべて含めて、できるだけ「全てをきちんと」は目指したいところですなので、今回は、参加者に、あえて一つのクラスの流れをじっくりと追って見てもらいました。(担任の先生が一番いやなパターンですね^^;)

新しい園に行くと、ついつい環境に目が行ってしまい、「きれい!」「すごいアイデア!」で一日が終わってしまいますが、クラスの流れを追っていると、段々と見えてくることがあります。

子ども達の遊ぶ時間の長さ。そして、その時間に子ども達が遊び続けていること。どうしてだろう?環境はどう影響しているんだろう?大人の関わりは?

(3歳児クラス 構成コーナー)

課業の導入や終わり方、その後の流れ。子ども達にとって自然な流れ?楽しそう?つまらなさそう?年齢に合っている?

毎日体操のすすめ方。大人の言葉がけや体操の内容は?子ども達はきちんと身体を動かしている?

園庭あそびの内容。しっかり粗大運動が行えている?いろいろな動きが用意されている?運動以外の工夫は?

そして、生活をどれだけ丁寧に行えているか。

(三歳児の入室と食事への流れ)

240人?近くの幼児がだんだんと入室し、トイレを使い、食事に入っていく時間帯は、それを感じさせない落ち着きがありました。時間差で入室していく子ども達を、適切に配置された大人が必要に応じで見たり、援助したりします。

もちろん、保育士も流れを考えますが、大きな視点で全体を見て、必要であれば調整するのは主任になります。

子ども達の遊びや環境も担任による差が出てきますが、今回、他のクラスを見た人たちはそれほど大きな差は感じなかったはずです。どうしてでしょうね?主任さんはそこでどんな役割を果たしているのでしょう。

(5歳児クラス)

(4歳児 収集コーナー 大きなテーマ「動物」)

もう、見所が満載過ぎて、とても紹介できません(^^;

でも、今回は「主任研修」。

こんな素敵な保育の背景で、黒野こども園の主任さんたちがどう動いているのか、日々何をしているのか、職員との関係をどう作り上げているのか…感じ取ってもらえたのではないかなと思っています。

些細な雑務まですべてこなしながら保育を見るって大変ですよね。でも、主任が成長していけるかどうか、学び続けられるかどうかに園の成長にかかっていると言っても過言ではありません。

(園が主任に過剰な、他の人でもできる事務仕事を振らない、そして、主任も他の職員に上手に仕事を振るということはとても大切です。そうしないと、保育を見ることは難しくなります。)

特に、これから保育を変えていきたい園は職員と一緒に進んでいけますよ!

常に職員の一歩先を進んでいられるように頑張りたいですね~~~

主任さんが元気になれる、「そうだ、ここを目指しているんだった!」と我にかえられるような研修をこれからも企画していきたいと思います。

60名(!!)もの見学者を受け入れて下さり、「保育って楽しい!!」と改めて感じさせてくれただけでなく、受け入れにも最大の心遣いをして下さった黒野こども園さんに心からの感謝です。

そして、日本全国から来てくださった皆さんも、ありがとうございました。

これからも一緒に学びましょうね(^^

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