動物でいっぱい!

しののめこども園(沖縄・宜野湾市)でも公開保育がありました♪

園独自の公開保育で、案内があった園が参加できる形。

参加できた方たちはラッキーでしたね~~~!!

動物のテーマの時期だったので、どこもかしこも動物でいっぱい(^^

気をつけないとマンネリ化してしまう「動物」のテーマ。

身近な動物たちや森に棲む動物と小テーマをちょっと変えると、収集コーナーやあそびの中に用意する物も変わってきます。

特にこの時期は森に棲む動物たちのことがニュースでも流れますよね?

思った以上に、「森に棲む動物」は興味を持つテーマなんだなーと思いました!

ウサギは柿を食べているみたいですね。リスは水を飲んでいます。そして・・・・

見えるかな‥‥クマ、どこにいると思いますか?

柿と共に、冬眠?しているみたいですよ(^^

でもですね、このクマは、前日、とんでもないことをしていました!

何をしていたかは、セミナーの全体会でお話ししたいので、ブログ読者はセミナー後までお待ちください(^^

家からぬいぐるみを持ってきてもらったクラスもあったようです。課業でも使うのですが、自由あそびでも使っていいので、あちこちでぬいぐるみが活躍していました。

ここは動物病院。

人気があるようで、長い列が・・・・。待つだけで終わった患者さんもいたようです。でも、絵本を読みながら待っているので、それも楽しかったみたいです。

もちろん、描画のテーマも動物です。

他にもいろいろなテーマの動物の制作やあそびがありましたが、これも、セミナー後に紹介しますね(^^

公開保育で見れるのはあそびだけじゃなくて、午前中のすべての流れ!!

ハンガリーの保育園視察研修に行かれた方は経験されていますが、私達(くるみの木)は、保育を見る時は朝から午睡までの流れ全体を見るようにします。

大人の準備した良いところ、一部分だけを見ても、その園の保育の本質は分かりません。

あそび以外にどんな活動が入っているのか、あそびと大人の計画した活動のバランスはどうなのか、生活の場面がどうなっているのか、そして、場面の切り替わりはどうなっているのか、大人の配置は・…こういったすべてのことが丁寧に考えられていて初めて、子ども達の発達を促せるあそびや活動の環境を保障することができます。

というわけで、しののめこども園さんでも、お昼までの流れをじっくりと見させてもらいましたよ!

そして、たぶん、参加者が一番感心したのが、入室からお昼への流れ。

三歳児さんが入室し、着替え、排泄を済ませて食事…その頃に4歳児が上がってきて、4歳児が食事に向かう頃に5歳児が入室し・・・・と流れるように生活の場面が進みます。

そして、びっくりするのが園庭で、最初は100人ぐらいの幼児さんが遊んでいるのでいろいろな遊具も出ているのですが、最後の年長が上がる時にはすっかりきれいになっている!!

部屋に上がっていく子達が、いくつかづつ片付けていっているようで、大人の「お片付け!!」の号令もないのに、まるで魔法のようにきれいになっていくのには、呆気にとられてしまいました(私もこの場面を見たことがなかったので・・・いつもだと、この時間は乳児の食事の流れを見ている)。

こんなちょっとした事の日々の積み重ねが園の保育の質を高め、子ども達の発達と成長に繋がります。

発達に課題のある子達も相当数いるのに、「あ、この子そうだったんだ」と時々分かるけれど、それ以外ではあそびにも大人との活動にごく普通に入っていますし、生活の流れも自然に行っています(大変な事態になりそうになった時にはサポートの大人がどこからともなく現れ、サポートします。)。

日課と環境、大人の動きを事細かに考え、実践し続けた成果です。

先生たち、見学の皆さんに手取り足取りじっくり見られ、やりとりもしっかり聞かれていたので、相当疲れたと思います。そして、バックでサポートしていた主幹さんや園のみんなさん、お疲れさまでした!

バックからの応援がなければ、こんなに全てにおいて考えられた保育は、まず難しいです。

とっても学びの多い1日になり、何よりも、楽しかったです(^^

こんな公開保育のできる園が日本中に増えたらいいですね!!