基本をおさえれば
手違いで、突然、伺うことになってしまった栃木県のすみれチャイルドとすみれ保育園。
「いやー、職員が困ると思うから今回はキャンセルにしましょう…」と言ったけれど、「大丈夫です!」という園長先生の力強いお言葉。
園長先生の言葉を信じて伺ってみたら、本当に大丈夫でした(^^
普通の毎日が”いい状態”ってすごいですよね!
環境の作り方のコツ、その時期や子どもたちに合わせて環境を変えるがつかめてきたんだな、日課の作り方や大人の関わり方の基本も、本に書いてあるから「本に書いてあるように丁寧に」ではなくて、本当に理解して行っているんだろうな…というのが、突然行ったからこそ「普段の姿」としてよく見えました。
すみれ保育園 1歳児クラスの再現コーナー(台所とお世話の空間)
とってもいいですね~(^^
見本になる空間です。
ここから子どもたちに合わせて少しずつ道具を増やしていけばいいですね。
台所の横のドアは空けられるようにしておかないといけないようで棚(一段の棚)が絨毯から外れているので、棚の前に台所用のマットのような雰囲気の敷物を置いても良いかもしれません。
すみれ保育園 2歳児さんの机上の棚。どんなパズルが置いてあるかな―と見てみたら・・・
いろいろなテーマのパズルが選ばれていましたよ!
すみれチャイルドとすみれ保育園は、くるみのおたよりを読み込む!が職員の課題になっているそうです。
各クラス、基本が抑えられているのはそのせいかもしれませんね・…すごいです。
机上遊具を床で遊べるスペースと絵本コーナーが一緒になったとっても素敵な空間(^^
この空間の全体はこんな感じ。素敵ですよね~
入室してくる子ども達のために、各コーナーに遊具が置かれていました。これ、大切!
そして、最初の子どもが入室してくる時には部屋の中が片付いていること!これもとっても大切!!
どのクラスも、子ども達のいない保育室がきれいに整っていました。(つまり、そこが職員の中でも意識されているということですね)
各クラスとも、写真の空間以外もとてもよく考えて作られていましたよ♪
保育って、日々の本当に地道な、こつこつとした積み重ねです。
誰かが見に来るから頑張るものではなくて、目の前の子どもたちにとってより良い環境を・・・・と微調整したり、活動を考える積み重ねで子ども達が変わり、クラスが変わり、園全体の空気感が変わっていきます。そして、もちろん、大人たちも変わっていきます。
さて、幼児クラスはどんなだったでしょうね、お楽しみに(^^