会話しやすい絵本、選べている?

絵本なしでは保育ができません!ぐらいの園、多いですよね。

良い絵本はたくさんありますし、絵本が子どもの世界を豊かにしてくれるのは事実だと思います。

でも、本当に質の高い絵本、必要な絵本、選べていますか?

売れています!という最近流行の絵本の中には、これ本当に必要かな…子どもに読んで欲しい本かな…大人感覚の絵本だろうな…というものもあります。

たくさんの物語絵本の他に、子ども達と一緒に眺めたり、会話するのに欲しいなーと思うけど、意外と見つからないのがこの手の絵本。

これは、2-3歳児向けですね。

家畜が種類別に生活している場所が描かれています。

家畜の特徴はもちろん、どんなところで、何をしているのかなという特徴も分かりやすいです。

お世話をしている人たち、人間との関係も描かれていますね。

絵本が「家畜」というカテゴリーでまとめられているのもポイントです。

文章もありますが、一緒に眺めながら会話がたくさんできます。

 赤ちゃんブタ、たくさんいるね。

 何している?泥遊びしているよ。

 ブタは泥が大好きなんだって。

 ブーブーブーって鳴いているかな?

 シッポ、くるってなっているね!

(ブタは赤ちゃんをたくさん産みます。そして、本当に泥遊びが大好きなんですよ^^)

絵本=子どもたちを座らせて読み聞かせする、だけでなく、”一緒に絵を眺めながら会話する”もぜひ取り入れてくださいね。

その方が、子ども達からも言葉を引き出せます。大人の言葉を真似して、言うことができます

乳児の頃から、こんな絵本を眺めながら会話をしていれば、基本的な動物の、基本的な情報を自然と知ることになります。

それがあるかないかでは、幼児でのスタートがかなり変わってきます。

幼児になっても、この絵本は重宝しますね。特に、動物のテーマで「家畜」をとりあげたい時、それぞれの家畜がどんな場所で生活しているのは、見たことがない子どもが大半なはず。

テーマに関する分かりやすい絵本を揃えておくと、収集コーナーや、収集コーナーの近くに用意した絵本コーナーに置くこともできます。

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