大人も楽しそう!

幼児全体が楽しいだろうなーと思える園が増えてきていますが、中でも、掛川こども園は、何でしょうね、楽しそう(^^

ただ楽しいというよりは、きちんと色々するからこそ出てくる成果を楽しんでいるというのか、先にすすめることを楽しんでいるというのか・・・

もちろん、やることはたくさんだし、この保育をするからには勉強はしないといけないし、新しいことをどんどん学ばないといけないし、でも、それが保育に繋がっていくと、段々と大人が楽しくなるし、ちょっと楽になってくる・・・はず。(クラスの担任だけでなくて周りの大人も)

どのクラスのあそびも楽しそうなのですが、今回は収集コーナーを紹介しますね。

収集コーナーは、子ども達に興味を持ってほしいこと、気が付いてほしいこと、今、一緒に考えたいなと思うこと、その時期のテーマに関する物・・・を集めておく場所。

写真、実物、絵本、図鑑・・・・いろいろ置くことができます。

このコーナーが得意な先生もいれば、苦手な先生もいますよね。

そして、これを作ったり、写真を探したりする時間を見つけるのも難しかったり。

掛川こども園では、学年で同じ物を作って、それをどう配置するか、どう使うかはクラスに任されているようです。

掛川こども園(静岡県掛川市) 4歳児クラス

もう一つの4歳児クラスは・・・

こんな感じ。

この時期のテーマは天気天候

お天気カレンダーもありますが、よく見てみると天気以外の絵も貼ってありますよ。

何だか分かりますか?

ひまわりの種の成長ですね!

もちろん、毎日誰かが絵で描いていく方法をとることもできるけれど、それは先生たちがクラスに合わせて考えればいいこと。

とにかく、こうすることで子ども達も植物の成長を時間の経過として感じることができます。

環境認識のテーマを取り入れている園は、その時々の自然の変化や行事をどう組み込んだらいいかなーと悩みますよね。

でも、テーマも、それ以外のことも全部つながっているので、上手に組み込むことは可能です。

もしくは・・・

オタマジャクシやカタツムリなどなど、この時期の生き物のコーナーも併設されていました(^^♪

3歳児クラス

天気と、自分たちのしていることを組み合わせるあそび。

子ども以外の大人や動物たちは何をしているかな…も配置したり

文学の道具も置けますね。

絵本は子ども達が読むというよりは、大人のため&雰囲気作りかな・・・と。

保育室に置くのは遊具だけではないですよ。

こんな、大人からの意図的な『これ気が付いて!』は、子どもたちの興味関心をぐっと広げて、子どもたちが普段経験していることを繋げていってくれます。

クラス単位で頑張るのは難しい段階では、ぜひ、学年、幼児、園単位で頑張ってみて下さいね。

ただし、ただ並べるのではなくて、何に気が付いてほしいのか・・・を年齢に合わせて考えることも忘れずに!!

もし、学年や園で決めたことがあるし、今まで先輩が使ってきたものがあるけど、自分は違うことをしたい、自分なりの収集コーナーを作りたいと思う場合は、どんどん試しましょうね!