乳児クラスの構成遊具の配置

構成遊具、棚の中にすっきりと配置したい保育園・保育士さん、多いですよね。

「和室=すべてを押し入れにしまって、すっきりさせる」の影響なのか(たぶん、そうだと思います)、保育室もすっきりと何もない!!という園、まだまだたくさんあります。

大野こども園(岐阜)(1歳児クラス)

どうしてこんな風に配置されていると思いますか?

小さな子たちは、空いている場所を探して、そこに遊具を持って行って遊ぶ、ということはなかなかできません。

遊具が置いてあったら、そこで遊具を出して遊び始めます。

そして、友達との距離を考えながら遊ぶ、ということもまだできません。

そして、そして、たいがい誰かが遊んでいると(もしくは、そこに保育士がいると)ほかの子たちも集まってくる傾向があります。(つまり、一か所に5人ぐらいいることがよくあります)

こんな風に、遊具をあちこちに配置しておいた方が、子どもたちが遊びやすくなります。

おもちゃもとりやすいですね。そして、空いている場所に運びやすいですね。

そして、何よりも、敷物!(なぜか、あそびの空間を作っているのに構成コーナーがない園(重視されていない園)や、敷物が置かれていない園がわりとあるようですが・・・) 

構成コーナーに敷物がある方が、子どもたちは何となくそこに向かいます。

空間を意識しながら、場所を考えるようになります。

保育士さんが意識しておいたかな・・・段ボール積み木や大きな積み木がコーナーの端に配置されているのもいいですね。これで遊び始めると、かなり場所をとります。また一歳児は自分の周りを囲んだりちょっとした空間を作り始めるので、構成コーナーの真ん中に置くよりは、端においておく方がみんなが平和に遊べます。

そして、敷物のこのL字の配置もいいですね♪ 

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