運動遊具の配置…できること・してほしいことに合わせて

インスタに「日曜日頃にブログで続きを・・・」というのがあったと思います。日曜っていつのこと?と待っていてくださった方もいたかなーと。二週間ぐらい前の日曜日のことでしたね(^^; すみません。

乳児クラスには、どれだけ狭くても動けるスペースを作り、運動遊具を配置するようにします。運動欲求が高い年齢ですし、運動発達に課題のある子どもたちが、室内でも遊びながら動きを練習できるようにするためです。

運動遊具を配置する時、ついクラスの運動発達の良い子たちに合わせて難しめの配置をすることが多いようです。でも、室内では、難しい練習をするよりも、動きやすい(でも、簡単すぎない)場所で、何度も繰り返しながら運動機能に働きかけることが目的なので、どちらかというと動きが苦手な子どもたちでも怖い印象を持たないような(そして、実際に怖い思いをしないでいい)難易度にしましょう。

めばえの庭保育園(兵庫県)

この写真でしたら、手前のマットは月齢が低かったり、運動が苦手な子どもでもハイハイをして登ったり、ゆっくり登って下りれば大丈夫そうだな・・・と思える幅と高さです。

左手の登り台も高すぎず、そして、飛び降りる先にはマットがあるので衝撃を吸収してくれます。

奥の階段状のマットは幅も狭く、段差やクッションもあるので(やわらかいのでバランスをとらないといけない)、バランス感覚の育っていない子などは見た目でも怖いかもしれません。でも、より発達している子どもにとってはちょうどいい難易度です。

子どもたち自身が、どっちであそぼうかなと選ぶことができます。

どんな動きをしてほしいかな、ということと、クラスの子どもたち全員の発達を視野に入れながら運動遊具を配置できるといいですね。

この遊動遊具もいろいろなバリエーションで配置できます。どれだけの配置を工夫できそうですか?