学童もなんとかしたい!

リモートで保育園と仕事をしていると、「なんだかすごくにぎやかですね」と言われることがある。

「はい、学童が始まったので・・・」

と言っても、隣の学校の校庭で、もちろん窓をしっかり閉めている。意味はないと思うけど、カーテンまで閉めている。それでも、すっごくうるさい。…子どもだけじゃなくて、指導員も。

大声(叫び声)を出して園庭を走り回っている子どもたちと、それに合わせるかのように指導員の声もすさまじい。

学童ってこんななんだろうなー、残念(××)と思っていたら、そこを何とかしたい!!と頑張っているところがありましたよ!!

「旭小すみれ学童保育クラブ」

くるみの冊子やバックナンバーを大量に注文してくれたところがあり、どこ?と見てみたら「学童」。

え、学童??なぜ、学童が課業や乳児の冊子を??と思って、すみれ保育園に行ったついでに覗かしてもらいました。

ン?学童が40人以上いるの?ここに?と子どもを数えたくなるほどの雰囲気。もちろん、小学生だから話もするし動き回ったりもしているけれど、うるさくはない。

それぞれが遊びを見つけられる幼児クラスも活気はあるけどうるさくはない。そんな感じ。

新学期は、子どもと大人の声がうるさいと近所から苦情が来る。おもちゃは飛び交う。部屋の中は走り回る。トラブルが多発する…と、それはそれはすさまじかったそう。

保育園の乳児と幼児のクラスは落ち着き、子どもたちがそれぞれ遊び、生活面も自立しているのに・・・・・。

それに、すみれ保育園・すみれチャイルドから就学した子どもたちは学童でも遊べる。でも、それ以外の園に通っていた子どもたちは遊べない。遊具の扱いが分からない。構成あそびでも何を作っているかが分からない(頭の中が整理されていない。基本的な知識がない。)。

これは、幼児期に戻らないといけないのかも!乳児の発達も把握しないといけないかも・・・・と、学童の指導員で勉強を始めたそうです。

コーナーを作り、おもちゃを配置し、ひたすら約束事を伝え…そして、半年。

宿題をしている子もいるし、本を読んでいる子もいるし、遊んでいる子もいる。みんながそれぞれ何かをして過ごしていました。学童に居場所がある、という感じ。

そして、なんと、環境認識の課業もしているそうです!すごいですねー。

でも、必要だろうなーと思います。経験を整理したり、視野を広げたり、考える練習をしたり・・・。

おやつは別部屋で順番に。とっても静か。「黙食」を言われているからだけではないですね。大人がきちんと丁寧に関わってくれている、自分たちが過ごしやすいようにと考えてくれているのを、子どもたちなりに感じているように思いました。

大人もちゃんと対応してくれる。だから、自分たちも、大人に伝えられたルールを守る。

お互いへの信頼感が育ってきているんだろうなーと。

・・・・・

保育園で学童を持っているところ、多いですね。

小学校を変えるのは難しいけれど、乳児―幼児―学童もつなげて子どもたちのことを考えられるといいなーと。

課業をしましょうとまではいわないけれど(できたら楽しいだろうなーと思います!!)、それでも、ただ午後の時間を過ごしてストレスを解消する場所!以上の、もっと子どもの成長に貢献できるような場所になるといいですねー。