オンラインセミナー2022 第3分科会(幼児保育の基本) Q&A その①

Q:カプラはどのようにあそべるといいですか??                     

A. 同じ基尺のみの積み木あそびになると、あそびが限られてしまいます。

 同じ形の積み木ばかりで、繰り返し積み上げたり並べたりして大作を作っても、毎回同じ操作の繰り返しで、練習遊びで終わってしまう可能性もあります。また、器用さ(技術)も求められます。すぐにはアイデアが浮かばないことも多いでしょう。

構成遊びで練習してほしいな、と思うことは

  • 色々な形や素材の特徴、組み合わせを遊びながら経験していくこと
  • 道具がきっかけとなって、自分の経験を思い出したり再現したり、知識を伝えあったりなど、想像したりコミュニケーションをとってあそぶこと

                   (まだ他にもあるとは思いますが・・・)

 この2点から考えてみると、同じ基尺のものだけでなく、大小の積木、様々な形・色の積木・人形・動物・フィギュア・道路や線路・箱・板・布・ついたて・・・等などと一緒に用意することで、作りたいものがよりはっきりするのではないでしょうか?

枚田みのり保育園 異年齢クラス  クラスのテーマが動物の時期

 イメージを広げながら遊びもぐんと広がるのではないかな?と思います。

 同じ基尺のものだけにこだわらす、是非、色んなものを出して試してみてください!! 

 色々な遊具・道具がある中の一つにカ○ラがあるくらいの感覚で・・・

(もし、カ○ラを出す場合、他の遊具もありますので、大量に出す必要はありません。)

(参考:「幼児保育の基本」P67~)(担当:松尾)