2月ですよ!!

ということは、当たり前ですが、年度の初めや秋と比べても子ども達も成長しています。

それに、子ども達も落ち着いているので、少し前なら出せなかった遊具も出せるようになってきているはず。

特に0歳児クラスは「0歳児クラス(赤ちゃんクラス)」のままでいってしまうことが多いですが、月齢の高い子達はもう2歳近くになっています。それに合わせての環境、できていますか??

本当は、オンラインセミナーだけで紹介しようかと思ったけど、もったいないので、ここでも紹介します。

しおどめ子どもの森(埼玉県八潮市)の0歳児クラス。

年度末のクラスに、ちゃんと変えていましたよ!

構成とお世話の間に少しスペースがほしいですが、各コーナーがはっきりしてくるのがこの時期の0歳児クラスの環境の特徴です。

お世話のコーナーもはっきりしていますね。

1歳児クラスでは最初から台所や再現の遊具は最初から出したいので、0歳のうちから慣れておいてもらいましょう。でも、食材をいっぱい出したり、食器ばかり多くて、いじって遊んだり、食べる事しかできないような台所にならないように気をつけましょう。

お玉ですくったり、コップにペットボトルから注いだり、手を洗って拭いたり…と単発的なことをするはずなので、そんなことがちょっとできるような空間と道具と思ってください。

もう一つ、この時期に増やしておきたいのが机上あそびの棚。

前の写真の右側の空間ですね。

床であそぶこともまだまだするけれど、机に型はめをだして椅子に座って遊んだり、戻したり・・・・を0歳のうちから経験しておいてくれると、1歳のスタートがとってもありがたいはず。

0歳の最初から常に部屋の中に机が出ていれば、この時期に机があそびの中でも出てきて、椅子に座りたい子が群がってしまう!ということもないはず。

運動のものも、きっと入れ替えているのでしょうね。

0歳の時に室内での運動あそびを経験しておくと、部屋が広くなる1歳児クラスに移行しても、走り回る子は少ないはず。

…ということは、1歳児クラスのスタートはこんなイメージでと思ったら良いかもしれません。

着脱の空間はこんな感じ。トイレ内が狭かったり、他のクラスと重なってしまって着脱の空間を作れない園も多いので、参考になると思います。

・・・・

次年度に向けて焦る時期ですが、その割には肝心なことが変えられていない、増やせていなかったりもします。

難しいことを全員に対して求めるよりも、個々に合わせて、着実に、スムーズにできることを増やしましょうね。