今の風景・・・どんなですか??
おたよりの最終校正に入ったところですが・・・
課業案を載せる想像上の写真を「稲は刈り取ってあり、枯れたひまわりが立っている」としたら、「それは変かも」とのコメントが(^^;
地方を回るのでこういった光景は見ているはずだけど、お米の収穫のそれぞれの時期に周りにどういった草花が咲いているかまでは記憶にない。というのか、ヒガンバナ、コスモス、立ち枯れのひまわり、柿…とばらばらには記憶があっても、それが私の記憶の空間の中に一緒には存在していない。
夏の終わりから秋が深まるにかけての畑の変化とか、その周りの風景とか。見てそうで見ていない。
自然環境のない街中で育った私には、この辺りの田んぼの変化は感覚としてもぴんと来ないのですねー。
で、さっそくリサーチしてみました。
福島は、ひまわりは種が茶色くなっていて、コスモスが咲いていて、ヒガンバナがつぼみの状態でもうしばらくしたら咲くかなと。
岡山はすでにヒガンバナは咲いていて、ひまわりは同じ状態。コスモスは?と聞いたら、栗の写真が送られてきた(笑)
間違えたわけではなくて、たまたまですが。もちろん!
静岡からは、田んぼの稲の動画が送られてきました。
鳥や虫がさえずり、稲が風で波を打っている…緑がとてもきれい。いいなー。
ハンガリーの田舎は、この時期はもう麦が実って収穫され終わっている。ひまわりは種から油をとるためにしっかり乾燥をさせるので、全体的にかなり茶色くなっている。
飼料用のトウモロコシも乾燥して、そろそろ収穫。
ブドウは今がまさに収穫の時期で、リンゴも洋ナシもそろそろ美味しくなってきます。
田舎は、いろんな変化がある。景色も、音も、香りも、人の仕事も。
都会にももちろんあるけれど、比べ物にならないですね。
自然に囲まれた園で思いっきり体を動かしながら、自然を感じながら育つのか、高速道路の横の園で育つのか、それも、園庭もなく、1日30分ぐらいしか外で遊べない環境で。
仕方がない。都会の園では、それでもできることを最大限考える!
でも、田舎にはそれこそ贅沢すぎるほどの環境があるのだから、それを最大限子どもたちに伝えてほしい。
田舎ならではの秋の仕事、収穫、保存食づくり、生活の工夫、自然の変化・・・・そういったものが、子どもたちが大人になった時の「知と心の糧」になっていくのかどうかは、大人次第。
まずは、私たち自身が、まわりの風景をしっかりと見ましょうね♪