宿題出ていましたね♪

一週間前ぐらいのインスタに、クリスマス明けに一緒に考えましょうねーという宿題が出ていましたね。考えてみましたか~?

(ちなみに、こちらのクリスマス休暇は24日のお昼から26日まで。伝統的には、ツリーを片付けるのは1月6日です。)

あおぞら保育園(沖縄 南城市)

さて、1歳児クラスで見かけたあそびです。

「どんな発達が読み取れますか」という宿題でした。

まずは、この子は何ができるのかな―をシンプルにあげてみて下さい。

パッと見、なにが目に入りましたか?

まず一番に見てほしいのは、姿勢。しゃがんでいますね。立って、しゃがんでを繰り返せる子だと思います。(いろんな子を思い浮かべてくださいね。多分、それがスムーズでない子がいると思います。そういう子は、せっせと積み木を運んできて作っていますか?)

「何を作っているか」の前に、何よりも確認してほしいなーと思うのが体の動かし方です。

積み木を持てる。どんなふうに?

右手で持って、左手でも持っていますね。一つだけ運んできたのではなくて、二つ(三つ?)持ってきたのかもしれません。合理的です。

持ってくるときに積み木を選んでいるはずです(たくさんある中からこの形を選んでここまで持ってきていると思うので)。同じ形を選んでいますね。 ある程度ここにつなげる・・・というイメージがあったのかもしれません。かといって、「こういう形を作る」と前もってイメージしているわけではなくて、同じような形を並べることを楽しんでいたのではないかなーと思います。

きれいに丁寧に並べていますね。きれいに並べることが楽しくて繰り返している練習あそびです。と同時に、彼女(彼?)の性格も見えてくるようです。

立てて並べてみたり、倒して並べてみたり・・・、それによって、埋められる空間や広がり、高さ、つながりが違うことを経験していきます。

積み木と人形の関係が分かっている(積み木は場面を作るもの、人形はその場面で遊ぶもの)。積み木に人形を乗せるのなんて当たり前のようでも、その前の段階を考えれば、こういうこと一つでも子どもの発達が見えてきます。

・・・・・

あそびを見る時に気を付けてほしいなーと思うのは、ついつい、子どものできているーできていないを探すようになってしまうこと。「この子は、積み木を並べられるのに、あの子は積み木に関心も持たない」という評価を下すためにあそびを見るのではなくて、この子が積み木に関心を持って遊べるということは、なにが育っているからなのかな‥‥、もし遊ばない子がいるとしたら、どうしてかなー大人側の援助が足りないのかな、他のどこを見ていったらいいかな・・・と考える材料にしてほしいです。

そして、どんな遊びをしていても、大人がちゃんと気付いてあげてほしい。

このあそび、保育士さんはちゃんと気が付いてくれて、二人とも(大人も子どもも)とっても嬉しそうでした。よかった♪

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